MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『とんび』 10:10


TOHOシネマズ梅田 シアター5にて。

2022年「とんび」製作委員会作品。
監督:瀬々敬久
原作:重松清
出演:阿部寛(市川安男)、北村匠海(市川旭)、薬師丸ひろ子(たえ子)、杏(由美)、安田顕(照雲)、大島優子(幸恵)、麻生久美子(美佐子)、麿赤兒(海雲)、濱田岳(広沢)、宇梶剛士(尾藤社長)、尾美としのり(萩本)、田中哲司(島野昭之)、豊原功補(編集長)、嶋田久作(出版社の守衛)、村上淳(村田)、吉岡睦雄(葛原)、宇野祥平(トクさん)、木竜麻生(泰子)、井之脇海(健介)、田辺桃子(美月)、他。
幼い頃に母を亡くし、父・ヤスと二人で暮らしてきたアキラ。彼は父に母が亡くなった理由をしつこく問い質すようになり、ついにヤスはある嘘をつくのだった。
昭和37年から様々な時代を舞台にして父と子の物語が展開されます。で、父と子の話だけかとおもったんですが、サイドストーリーやサブストーリーが色々あって、映画が単調にならなくて良かったです。
ただ、最後の場面は要らなかったかな? 祭りの場面で終わりでも良かったのに、ちょっと蛇足気味かなと思いました。
【余談】序盤の昭和37年の場面で、国鉄の貨車としてワム80000形(明るい茶色)が出てきました。昭和35年製造開始なので、出てきてもいいと言えばいいのですが、映画で使われていたのはバラ積み貨物だったので、パレット積み用として設計されたワム80000が使われるはずはないのですが・・・。
他にも時々、映る電車が黄色一色でしたが、あれも時代的にはおかしくて、当時なら緑とオレンジの湘南色のはずです。
自動車などはそれなりに時代に合わせたものを用意したようですが(σ(^_^)は詳しくないのでどこまで時代考証されているのか分かりません)、鉄道の場合はそこまでキッチリとは時代に合わせたものは用意できないようですね。