MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

財政難で京都市電の旧車両を撤去・搬出 譲渡先は…意外な場所(京都新聞)

  https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/652994

京都市左京区岡崎公園に設置されていた旧市電車両が7日未明、トレーラーで運び出された。車両の老朽化が進む中、財政難の市が撤去を決め、無償譲渡先を探していた。市電は鉄道ファンらに見送られ、譲渡先である意外な場所へ…。

「意外な場所」ってどこやねん! と思って記事を読むと・・・・
枚方市にある「牧野霊園」だとか。休憩所として使用するようで、墓参に行った人には嬉しいかも。一般に霊園って休憩所がほとんどないので、暑い日などは困るので。
また、同霊園には同じ京都市の「N電」の車体も保管して、休憩所などに使用しているそうです。
【関連報道】

確かに譲渡が決まっていたのなら、それを市のポスターに使用するのはどうかと思いますね。「岡崎」と名付けたポスターに車両は載っているのに、現地に行くとありませんというのはね・・・。
【余談】先日から北斗星で使用していた食堂車「グランシャリオ」の修理のためのクラウドファンディングが行なわれています。引き取ったものの老朽化が酷く、修理費用が莫大なので、応援を、ということのようでした。
でも、これって言ってみれば「一企業の店舗の修理」ですよね。引き取る時点で維持費とか考えなかったの?と言いたいです。CFのページを見ると「私自身は車両を保存するプロではありません」とか「素人が管理ができるのかと厳しいお言葉をいただく」などと書かれているので、事前には維持費などの調査はしなかったんじゃないのかな、と思います。
過去にもブルートレイン削減の頃に廃車を引き取って「列車ホテル」として全国各地で利用されましたが、現在も残っているところは無いんじゃないのかな? 理由は簡単で雨水などによる腐食が酷く、修理費用が工面出来ないから、ということだったはずです。
そういう過去の事例を調べもせずに引き取って、いざ使ってみたら維持費が払えないから助けてよ、というのは何か違うんじゃないのかな?と思う。