MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

京都市営地下鉄「洛西延伸」基本計画から消滅 住民の受け止めは?(京都新聞)

  https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/636402

経営難で凍結されている京都市営地下鉄東西線の洛西延伸が、8月策定の新しい西京区基本計画から消えた。市全体の基本計画では10年前に消えており、まちづくり指針となる基本計画から完全に消滅したことになる。“住民の夢”は風前のともしびとなった。

確かに洛西ニュータウンに入居した人にとっては「将来地下鉄が延びてくる」というのが一つのうたい文句ではあったはずですが、京都市の財政難、地下鉄自体の赤字、等の逆風下で凍結されていた延伸計画が基本計画から消えたことで、実現の可能性は限りなくゼロに近くなったと言えるでしょうね。
個人的には東西線の反対側(東側)を六地蔵まで延伸する必要はあったのかな?と思いますけどね。それ作るぐらいやったら、洛西ニュータウンが先ちゃうの?(^_^;)
とはいえ、すでに六地蔵までは延伸され、一方の洛西ニュータウンは夢と消えそうな雰囲気ですね。
バスを使えば、桂川のイオンなどに出かけることはできますが、市内中心部に向かうにはバスから阪急やJRに乗り換えないといけないのも負担になるようです。
なお、記事によると洛西ニュータウンは住民の高齢化が進み、人口が減少し、車の運転が難しくなった人も増えているようで、陸の孤島化が進んでいるようです。これは洛西ニュータウンに限らず、どこのニュータウンでも抱えている問題で、うまく住民の新陳代謝が行なわれないと、将来は超高齢化タウン(限界ニュータウン?)になりそうです。
ただ、開設当初はバスの本数も少なかったそうですが、今は洛西口(阪急)、桂川(JR)の駅もできて、バスの本数も増えたと思います。
【関連報道】

確かに市が財政難で、地下鉄自体が経営健全化団体に転落している状況で、なぜ新車?という理由は開業から40年を経過したので、その当時の車両が耐用年数を超える時期に来たからということのようですね。まあ、タイミングが悪いというか何というか・・・。
無理矢理整備して走らせても故障が増えたり、安全面での懸念があったりするので、大都市の大量輸送機関で使用するには更新以外の方法は無かったということですね。