MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

読了「警視庁レッドリスト」加藤実秋(小学舘文庫)

アマゾンのおすすめに出てきて、面白そうだったので、「2」も含めて一緒に購入しました。(^_^)
警視庁監察係のエリートだった阿久津は部下が起こした「事件」の責任を取らされる形で新設の「職場環境改善推進室」の室長に飛ばされた。だが、阿久津は「事件」を起こした元部下の行方と持ち出されたデータを追い求め、監察係復帰を目論んでいた。そんな阿久津の唯一の部下は元「職場改善ホットライン」勤務の三雲だけであった。彼女は民間の相談センターにいたところを登用されたのだが、警察の水に合わず、時々「非常識な発言」をやらかして、飛ばされて来たのだ。
こんな凸凹コンビ(キャリアも目的も違う二人)はうまくやっていけるのか?というお話なんですが、本筋はデータ盗用事件をうまく使って阿久津が元のポジションに復帰できるか?なんですよね。そういう意味では巻き込まれた三雲には災難ですが、後に大きな役割を果たします。
で、一応の「解決」を見ますが、「2」でどう展開するのか楽しみです。(^_^)