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東京五輪を取材する国内外のメディアの拠点、メインプレスセンター（MPC）に、イスラム教の礼拝室や戒律に従った「ハラル」料理が準備されておらず、ムスリム（イスラム教徒）から不評を買っている。
うーん、これはどうなんでしょうね？
どこまで対応したら満足なの？ということになると思いますが・・・
「案内板の言葉は日本語や英語ばかり」とのことですが、中国語、ヒンドゥー語、スペイン語、など使用者の多い言語は他にもたくさんありますよね。それらを全部併記するのは困難だと思うので、開催国の日本語に加えてもうひとつ、となれば英語というのは妥当な選択じゃないのかな？
また、礼拝所に関してもあらゆる宗教に対応するのは困難だと思うので、イスラム教のみ冷遇している訳ではないと思います。もし、ムスリムの礼拝所を作るとなったら、他の宗教などから要望が続出して収拾がつかなくなるのは容易に想像できます。
食堂も問題にしていますが、そもそもプレスセンターに食堂なんて必要なの？ カフェぐらいはあってもいいと思いますが・・・。なので、この記事の記者もプレスセンターではコーヒーでも飲んで、食べるのは他の好きなところに行けば、それでいいんじゃないのかな？
プレスセンターの設置目的を考えたら、そこになんでも揃うことを求めるのは間違っていると思います。記事にある「おもてなし」とはなんの関係もない話です。
【余談】もう30年以上も前の話ですが、σ(^_^)が所属していた研究室にムスリムの方がいて、研究室ではその人のために小部屋を確保して、礼拝ができるようにしていたことがあります。まあ、一日中研究室にいるので、毎日何回もお祈りするのにはそれなりの場所が必要だった訳ですが、それはそういう人が一人だったから対応できましたが、色んな宗教上の制約のある人が何人もいたら対応できなかったと思います。
