MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

読了「恋と禁忌の述語論理」井上真偽(講談社文庫)

主人公・森帖詠彦が母方の叔母・硯を訪ねて、「事件」の謎解きを依頼するというオムニバス作品です。
硯はアラサーの美人で、天才的な頭脳を有していて、詠彦が持ち込んだ謎を全てを論理学で検証しようとする。
中編3本の後のエピローグで全体に仕掛けられた謎が明らかになります。しかし、その後にさらに謎が・・・。(^_^)
さすがにあの論理式の羅列にはちょっと付いていけない部分もありましたが、そこは軽く流して読んでもなんとか大丈夫でした。(^_^;)
【余談】知らなかったのですが、巻末の解説を読んで、作者が以前放送されたドラマ「探偵が早すぎる」(滝藤賢一広瀬アリス)の原作者だと判明しました。いやー、偶然とは恐ろしいものですね。
【余談2】ペンネームが「真偽」とはいかにもな名前ですが、読みは「しんぎ」ではなく、「まぎ」だそうです。