MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『秘録怪猫伝』

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引き続き、シネ・ヌーヴォの「田中徳三監督特集」にて。

1969年大映作品。
監督:田中徳三
出演:本郷功次郎(小森半左衛門=近習)、小林直美(お豊の方)、亀井光代(小夜)、戸浦六宏(矢淵刑部=家老)、上野山功一(鍋島丹後守)、川崎あかね(早苗)、丘夏子(浪江)、毛利郁子(中臈・沢の井)、戸田皓久(竜造寺又七郎)、他。
小夜の美しさに心を奪われていた鍋島丹後守は小夜の兄である又七郎を惨殺。小夜は復讐を愛猫に託し自害。その夜から城内には怪奇な出来事が発生する。
【追記】これもおなじみの化け猫話なんですが、殿様が鍋島で、殺された又七郎が竜造寺なら主家筋ですよね? 史実では竜造寺の家老だった鍋島が大名として存続したのですが、なぜわざわざ被害者を「竜造寺」にしたのかな?
それと、本郷功次郎が殿様かと思ったら違うんですね。(^_^;)
【追記】竜造寺は客分として三千石貰っているという設定でした。しかし、当主が出家した(?)盲人なので、妹に婿を取って跡を継がせないといけないのに、その妹を側室にという殿様は何を考えているのやら・・・。
また、久しぶりに戸浦さんの悪役ぶりを堪能しました。(^_^;)