最近、多部未華子主演で映画化された原作です。
映画化に際してかなりの改変があり、一番大きいのは主人公が父の死後に出版社を退職しており、叔父・雅博のタワマンで暮らすようになってからも無職を続けている（終盤になって友人・美雨のレストランの手伝いを始めますが）ことですね。
あと、同じタワマンに暮らすイケメンタレントとの性行為に係る描写はかなり露骨で、映画に際してかなり「簡素化」されています。しかし、そのために彼との関係がよく分からなくなっていたんだな、と思いました。
直実の友人も、原作の美雨は映画では登場せず、出版社の同僚・愛子が友人として登場します（当然原作にはない人物です）。
【余談】原作と映像化作品は別物という考えがσ(^_^)の基本的なスタンスなんですが、同じタイトルを冠する以上は余りに違いがあるのはどんなものかな？と思います。
