MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

休業協力金、申請したのに 東京都、不支給8000件(朝日新聞デジタル)

  https://digital.asahi.com/articles/DA3S14607955.html

新型コロナウイルス対策で東京都が休業要請に応じた事業者に払う協力金をめぐり、「不支給」と判断された事例が約8千件に上る。「実態に沿って決めている」という都に、不支給を疑問に思った申請者が根拠を尋ねると、担当者が説明に持ち出したのはあるネットのサービスだった。

不支給の理由は色々あり、申し立てで支給が認められる例も多いようですが、まさか役所が営業(休業)状況を確認するのに Google Map のストリートビューで判断しているとは思いませんでしたよ。
確かにいちいち現地まで行って確認するのは件数が多いため無理というのは分からなくもないですが、そもそも「ストリートビュー」の信頼性はどうなの?という疑問があります。とりあえず現場に走れよ!と言いたいですね。
なお、よく見たら分かりますが、場所にもよりますが、ストリートビューの映像ってそんなにリアルタイムで更新されている訳ではなく、場所によっては2年前の映像が表示されたりします。また、Google Map にしても更新頻度はそんなに高くなく、1年以上前の地図が表示されることもよくあります。
この記事の事例のように休業状況といったリアルタイムな状況を把握するのに必要な場合は撮影日などの表示を十分に確認して使用しないとダメでしょう。(-_-)
【追記】ちなみに高槻市内の商店街の映像を見ると何年分かの映像が選択できますが、最新のものでも2019年3月時点のもので、すでに廃業した店舗などが映っています。なので、場所にもよりますが、これで判断するのは問題が多いですね。