朝日新聞の金曜夕刊に2019年4月から2020年5月まで連載された小説です。
学生時代に一緒に監督した映画が賞を取った二人のその後を描いた作品。
一人は映画製作会社に入り、あこがれの監督の組で下積みから始めていた。もう一人は映像関係から離れ、故郷の島に帰るのだが、YouTube などの動画配信が離島でも意外と普及していることに驚き、東京に戻って配信の仕事に携わるようになる。
一人は昔ながらの製作手法に拘る監督に師事し、もう一人は現代ならではの映像の製作方法を進めている。そんな二人が偶然に再会する。
映画に関わる話ということで興味深く読みました。σ(^_^)としては古い作品は劇場で観ることができないので、TV や DVD でもいいのですが、新しい作品は可能な限り劇場の大きなスクリーンで見たいものだと思います。(^_^)
なお、3D やら IMAX やら 4DX やらの「仕掛けもの」が色々と出てきていますが、なくても困らないですしねぇ・・・。(^_^;)
