https://mainichi.jp/articles/20200622/k00/00m/020/199000c
QRコード決済の統一規格「JPQR」が7月中旬にも全国で本格始動する。22日には、利用を希望する店舗のオンライン申し込みが始まった。規格が乱立しているため、どのサービスでも対応できるQRコードを総務省が主導して新設したものの、サービスを提供する各決済事業者には思惑の違いがあり、どこまで普及を図れるか見通せなくなっている。
まあ、シェア最大手のペイペイからしたら、統一コードになればこれまで培ってきた自社の優位性が失われるリスクがあるので、自社コードと新しいJPQRとで差をつけるのは企業戦略としては正しいですね。
問題は行政が音頭を取って統一コードを運用する必要があるのかな?という点です。
ICカード式の電子マネーにしてもQRコード決済にしても、利用者が利便性を認識すれば自然と利用が拡大していきますが、役所が旗を振っても利便性、必要性が無いものは普及しませんからね。
QRコード決済は店舗側の機器負担などが無いので、小規模事業者でも普及しやすいというメリットがあります。とはいえ、σ(^_^)はセキュリティ的に不安な面もあるので、何ちゃらペイの類は使っておらず、ICカード式の電子マネーしか使っていませんが。
ところで、ペイペイが自社コードを使えば手数料無料にするそうですが、その場合、収益はどこから得るのでしょうかね? そもそも「何ちゃらペイ」の場合、支払いは紐づけたカードか何かで引き落とされるんでしょうか? ←全然知らないヤツ(^_^;)
前にも書いたように Yahoo! から「Yahoo! ID と PayPay の紐づけをしなさい」メールが頻繁に来て鬱陶しいので、そうなのかな?と思っているんですが・・・。
なお、インタビュー受けた人が「JPQRは聞いたこともないし、ペイペイで事足りている」と話していたそうですが、σ(^_^)も JPQR は初めて聞きましたよ。(^_^;)
【追記2】PayPay って事前にチャージしてその分だけ使えるという「プリペイド式」なんですね。微妙に面倒臭そう。一番簡単なのは限度額の範囲内で後から引き落としてくれる iD、PiTaPa や各種クレジットカードなどの方式ですが、やはり信用審査が必要なのが難点ですかね?
確かに ICOCA などの交通系電子マネーや nanaco などもプリペイド式なので手間は一緒かもしれませんが・・・。やはり、個人的には iD が一番楽です。(^_^)
セブンイレブンと交通機関以外ではほぼ iD で賄っています。nanaco はセブンイレブンでのみ使用していますし、ICOCA は交通機関と松屋フーズ系のみですかね。
【余談】個人的に PayPay を使うとしたら、駅近くのお菓子のディスカウント店で使うぐらいですかね。ここは長らく現金のみだったんですが、去年ぐらいから PayPay に対応しました。やはり、店の投資金額が少なくて済むからでしょうね。ICカード式の端末を置くと何十万円もかかるようですし、維持費もそれなりに掛かるみたいなので・・・。