MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

日本の話芸

午後にEテレで放送されていたのを見ました。
今日の演目は五街道雲助師匠の「お初徳兵衛」でした。(2016年頃の再放送です)
これは「船徳」の元になった噺で、「船徳」のような滑稽噺ではなく、人情噺です。しかし、σ(^_^)は本(講談社文庫だったかな?)では読みましたが、実際の口演を見たり聞いたりしたのは多分初めてです。
【余談】コミックの「寄席芸人伝」に「お初徳兵衛」が「船徳」に改作されたのを嘆く老噺家のエピソードがあったように思います。多分、明治時代に地方出身者が大勢東京に流入した結果、従来の人情噺ではお客に受け入れられにくくなったため、改作が行われたのでしょう。
【追記】早く規制が緩和されて落語会が再開されるのが待ち遠しいです。落語は映画と違ってやはり生でお客の反応も一緒に味合わないと楽しめませんからね。映画は小さな画面なのが不満ですが、自宅でもそれなりに見ることができるのですが、落語はちょっと・・・(^_^;)。
先日放送された上方落語の会は大型のNHKホールでの収録を予定していましたが、無観客で収録されたそうで、演者の桂佐ん吉さんが「異様な雰囲気です」と言ってましたよ(^_^;)。そりゃ、2階まで客席があり、合計約1500席の大ホールが空っぽだったら異様でしょうね。