MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

河野氏「なんでカタカナ?」 「クラスター」連発に苦言(朝日新聞デジタル)

  https://digital.asahi.com/articles/ASN3T660VN3TUTFK00N.html

河野太郎防衛相が、政府が新型コロナウイルス対応で横文字の専門用語を多用しているとして批判している。外国要人との会談では通訳を介さず、得意の英語で直接やりとりすることもある河野氏だが、カタカナ語の連発には苦言を呈した。

まあ、別に今に始まったことじゃないですけどね。
小池東京都知事なんかはカタカナ語を頻用することで有名で、あまり一般に通じない「アウフヘーベン」「ワイズ・スペンディング」など、一般人には訳が分からない言葉を連発していましたが、特に批判は出なかったんですよね。なんでだろう?
特に「アウフヘーベン」は日本語にしたら「(哲学用語で)止揚」となって余計に訳が分からなくなりそうなので、表現に工夫が必要だと思いますが・・・。
「ワイズ・スペンディング」は単語の意味を考えたら分からなくはないですが、「ワイズ」は「ワイド」と混同する人も出てきそうだし、「スペンディング」は意味不明かも・・・。
で、今回河野氏が批判しているのはコロナウイルス関連のことなんですが、「クラスター」「オーバーシュート」「ロックダウン」などがやり玉に挙がっています。河野氏はこれらを「集団感染」「感染爆発」「都市封鎖」などでいいのでは、と提案されています。
でも「クラスター」の本来の意味は「集団」などなので、「集団感染」とまで言ってしまうのはどんなものかとは思います。そもそも「クラスター」と言っている人はどういう意図で話しているのか、よくわからないんですよ。(^_^;)
「オーバーシュート」は日本では経済用語(証券用語)として使用されているようですが、本来の意味は「行き過ぎたり、度を越したりすること」なので、これが「感染爆発」なのかというと疑問もあります。やはり「感染爆発」は「パンデミック」でいいんじゃないですかね?