MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』 12:00

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引き続き、シネ・リーブル梅田 シネマ2にて。
2019年フランス=ベルギー合作映画。
原題:Les traducteurs
監督:レジス・ロワンサル
出演:ランベール・ウィルソン(エリック・アングストローム=出版社のオーナー)、オルガ・キュリレンコ(カテリーナ・アニシノバ=ロシア語の翻訳者)、アレックス・ロウザー(アレックス・グッドマン=英語の翻訳者)、エドゥアルド・ノリエガ(ハビエル・カサル=スペイン語の翻訳者)、シセ・バベット・クヌッセン(エレーヌ・トゥクセン=デンマーク語の翻訳者)、リッカルド・スカマルチョ(ダリオ・ファレッリ=イタリア語の翻訳者)、パトリック・ボーショー(ジョルジュ・フォンテーヌ=書店経営者)、サラ・ジロドー(ローズマリー・ウエクス=アングストロームの助手)、アンナ・マリア・シュトルム(イングリット・コルベル=ドイツ語の翻訳者)、フレデリック・チョウ(チェン・ヤオ=中国語の翻訳者)、マリア・レイチ(テルマ・アルヴェス=ポルトガル語の翻訳者)、マノリス・マブロマタキス(コンスタンティノス・ケドリノス=ギリシャ語の翻訳者)、他。
人気小説の完結編を世界同時に出版するため、9カ国の翻訳家が密室に集められ、外部との接触を断って翻訳作業が行われたが、小説をネットに公開するという脅迫メールが届く。
いやー、なかなか良質なサスペンスミステリーでしたね。翻訳者たちを幽閉して、ロシア人警備員によって監視されるというのは扱いが酷いですね。
問題は原稿がいつ流出したかでしたが、トリックには裏の裏があって、一筋縄では行きません。(^_^)
【追記】映画「インフェルノ」の原作小説出版時の実話を元にしたミステリーだそうですが、どこまでが実話でどこからがフィクションなのかは分かりません。
【余談】Wikipedia の記述によると、『「ダ・ヴィンチ・コード」をはじめとするダン・ブラウン原作の小説「ロバート・ラングドン」シリーズの4作目「インフェルノ」出版の際、海賊行為と違法流出を恐れた出版元が著者ブラウンの同意のもと、各国の翻訳家を地下室に隔離して翻訳を行なったとの実話をベースにしたスリラー映画』だそうです。
実際にそこまでやったんですね。ちょっとビックリです。