MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『冬時間のパリ』 18:45

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テアトル梅田 シネマ2にて。
第31回(2018年)東京国際映画祭では「ノン・フィクション」のタイトルで上映された。
2018年フランス映画。
原題:Doubles Vies
監督:オリヴィエ・アサイヤス
出演:ジュリエット・ビノシュ(セレナ)、ギヨーム・カネ(アラン)、ヴァンサン・マケーニュ(レオナール)、ノラ・ハムザウィ(ヴァレリー)、クリスタ・テレ(ロール)、パスカル・グレゴリー、他。
紙からデジタルへ、テクノロジーの進化と共に変化を迫られるパリの出版業界を舞台に、編集者と女優、作家と政治家秘書という2組の夫婦の愛の行方を軽妙なタッチで描いた作品です。
まぁ、「愛の行方」というよりは絡み合う不倫の果て、という感じでしたね。主役4人の中でクリーンなのは政治家秘書のヴァレリーだけでした。(^_^;)
個人的には前半で行われた書籍のデジタル化に関する議論が興味深かったですね。
【余談】劇中でオーディオブックの朗読をカトリーヌ・ドヌーヴに頼むという話がありましたが、終盤には「ジュリエット・ビノシュに頼もう」という話が本人(セレナ役)の前で交わされるというギャグもありました。