MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『フォードvsフェラーリ』 9:20

f:id:MAROON:20200114112644j:plain
高槻アレックスシネマ スクリーン3にて。
2019年アメリカ映画。
原題:Ford v Ferrari
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:クリスチャン・ベール(ケン・マイルズ)、マット・デイモン(キャロル・シェルビー)、ジョン・バーンサル(リー・アイアコッカ)、トレイシー・レッツ(ヘンリー・フォード2世)、レイ・マッキノン(フィル・レミントン)、ジョシュ・ルーカス(レオ・ビーブ)、ノア・ジュープ(ピーター・マイルズ)、カトリーナ・バルフ(モリー・マイルズ)、レモ・ジローネ(エンツォ・フェラーリ)、他。
1960年代にル・マン絶対王者だったフェラーリを打倒するためのフォードの苦闘・・・という話ではなく(そういう面もありますが)、レースを知らないフォード上層部と現場の対立がポイントかな。最後はぶっちぎりのはずのマイルズに「宣伝のために」スローダウンさせ、フォードが3台並んでゴールインするように指示して、結果的にはマイルズの勝利はマクラーレンによって掠め取られてしまいました。このあたりは大企業のエゴが見苦しく、フェラーリの社長に「ugly」と言われたのは的を射ていたと言えるかもしれません。
ということで、ル・マン歴代勝者にマイルズの名前が残らなかったのは残念なことです。