MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

<不採算バス路線の縮小> 通学の足守る案を(京都新聞 北部総局)

  https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/70325

京都府北部で今秋、1本のバス路線が縮小された。宮津・与謝地域と福知山市を結ぶ丹後海陸交通丹海バス)の福知山線で、利用の大半を占める通学生たちは10月から、一部でマイカーによる送迎や鉄道の利用を余儀なくされるなど、不便を強いられている。人口減少が進む地域で公共交通の維持は難しい課題だが、将来を担う子どもたちにそのしわ寄せが及んでいる現状は見過ごせない。

バス会社も民間企業なので、赤字路線をいつまでも運行していくことは困難です。
なので、(1)通学用として必要なら行政がスクールバスとして運行する(または委託する)。(2)地区の足として必要だというのならコミュニティバスとして運行を委託する。(3)従来の路線をそのまま維持してほしいのなら維持に必要な経費を補填する。など、行政が何かしないと維持できないのは明らかです。
住民(大人)はマイカーに乗っているのに「自分たちはバスなんて使わないけど子供の送迎まで出来ないからバスを走らせろ」というのは虫のいい話です。ましてや民間事業者に要求すべき問題ではないでしょう。
通学生の保護者向けの説明会で「バスの乗車率を上げる取り組みをすべきではないか」との声が上がったそうですが、「それで誰が乗るの? あなたたちは乗らないんでしょ?」ということになると思います。