https://digital.asahi.com/articles/ASMBL5DN4MBLUTIL046.html
「たくさん集まってくれた」と中小企業を喜ばせた就職説明会の参加者は、ほとんどサクラだった――。公費が投じられた事業の趣旨や、人材確保に必死な企業の思いを踏みにじる背信行為の実態を追った。
公費を使った事業で集められた学生さんたちが日当付の「サクラ」だったというのは情けない話です。人数さえ集めて形を整えればいいというのは、目的と手段をはき違えていますね。数を揃えるのは手段であって目的ではなく、その業種に就職を希望する学生を集めて、結果として企業が必要な人材を集められて初めて「目的」が達成されて「成果」となるという基本的なことがないがしろにされていますね。
逆に言えば、もし集まらないのならば、どうすればいいのか考えることが重要なので、予想以上に集まったけど就職希望者はほとんどいない、というのでは対応に困りますよね。
しかも、サクラの「アルバイト代」は結果的には公費から賄われることになるので、まさに税金の無駄遣いですよ。
