MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

甘い飲み物の広告全面禁止 糖尿病11%のシンガポール(朝日新聞デジタル)

  https://digital.asahi.com/articles/ASMBC42ZZMBCUHBI010.html

シンガポール政府は、砂糖の含有量が一定量を超える飲料水の広告を全面的に禁じる方針を発表した。同国が「健康危機」と位置づける糖尿病対策の一環。具体的な実施方針は来年に打ち出すといい、実現すれば世界初の取り組みになる。

まあ、別にシンガポールに限らず、欧米人は肥満の人が多いですよね。それにしても国民の11%が糖尿病というのは凄い数字ですね。でも、アメリカはもっと多いんだとか・・・(-_-)。確かに欧米人は太った人が多いような気がしますが、これは食生活の差によるものだと思っていましたが、甘い飲み物の影響も無視できないということなのかな?
なお、砂糖を減らして人工甘味料にすればいいかというと、そうでもないようで、人工甘味料入りの清涼飲料水を飲む人の糖尿病発症リスクは砂糖よりは低いようですが、飲まない人よりは高いという研究もあって、まだ決定的なことは言えないようです。
ちなみにWHOが公表している「成人の肥満率」は6.4%で148位と韓国よりも低いのですが、糖尿病有病率(2017年)ではシンガポールは50位でアメリカの52位を上回っていました。(日本は146位)
まあ、こういう統計はどれだけ正確に各国民のデータが収集できているのか?という問題もあるので、一つの国のトレンドを見ている分にはいいのですが、国と国とを比較する際は注意が必要です。
【追記】広告の全面禁止や「不健康」表記がどれほど抑制効果があるのかも疑問ですね。