https://digital.asahi.com/articles/ASM583W3XM58PPTB003.html
北大阪急行を千里中央駅（大阪府豊中市）から北の箕面市内へ約２．５キロ延伸する事業について、箕面市と北大阪急行は７日夜、開業目標を当初の２０２０年度から３年延期して２３年度にすると発表した。土地買収の遅れと、地下埋蔵物の発見による工期の見直しが原因という。
記事にもありますが、埋蔵物が発見されたのは2017年の夏だったそうですが、開業時期の延期が公表されたのは今年の５月と発見から２年近く経過してからでした。工程の見直しなどに時間がかかったそうですが、壁の発見時点で「障害物が見つかり、開業時期は延期の見込み。詳細は精査中」ぐらいの発表は出来たはずです。
大阪大学は２０２１年４月に「箕面船場阪大前」駅近くに箕面キャンパスを移転する計画でしたが、開業が遅れるとキャンパスへの足が確保できないので大問題だそうです。
駐車場の用地はわずかだし、現行の路線バスでは通勤通学者を運ぶには輸送力が足りないそうで、「突然のことで困惑している。せめてもっと早く公表してほしかった」とのコメントを担当者が出したようです。開業までの「繋ぎ」として通勤通学用のバスをチャーターするなどの対策が必要になるかもしれません。
