イオンシネマ茨木 シアター６にて。
2018年中国映画。
原題：影
監督：チャン・イーモウ
出演：ダン・チャオ（都督 / 影武者）、スン・リー（シャオアイ）、チェン・カイ（ペイ国の王）、ワン・チエンユエン（ティエン・チャン）、他。
「三国志」を大胆に脚色し、独特の映像美で彩る武侠アクション、ということですが、名前も含めてどこが三國志だかよく分からなくなっていますが、それはどうでもいいでしょう。
武侠アクションとして普通に楽しめました。また、ほぼ全編雨の中で展開され、灰色の世界なので、戦闘シーンでも派手な血飛沫が飛ぶことはなく、残虐さが抑えられていました。
ただ、武侠アクションとしては尺が短いので、社会や人物の背景に関する説明が足りない感じですね。それぞれ「三國志」に当てはめればいいのかもしれませんが、あまり当てはまらないんですよね。(-_-)
【余談】前にも書いたかもしれませんが、ここのシアター６は構造的な欠陥があり、出入口の扉を開くと廊下の明かりがスクリーンに射し込んでしまいます。エンドロール中に立った客が開閉する分には仕方がない、と思いますが、劇場スタッフがエンドロールになると扉を二枚とも開いてストッパーまで噛ますので、スクリーンの右４分の１位に廊下の明かりが当たってしまいます。最近ではエンドロールの途中やエンドロール後に追加のシーンがある映画もあるのに右側が白っぽくなって台無しですよ。(-_-;)
