MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『殺人鬼を飼う女』<R18+> 21:30

シネ・リーブル梅田 シネマ1にて。
2019年「殺人鬼を飼う女」製作委員会作品。
監督:中田秀夫
原作:大石圭
出演:飛鳥凛(キョウコ)、大島正華(直美=キョウコの交代人格)、松山愛里(ゆかり=キョウコの交代人格2)、中谷仁美(ハル=キョウコの交代人格3)、水橋研二(田島冬樹)、浜田信也、吉岡睦雄、根岸季衣(櫻木友香里=キョウコの母)、他。
多重人格者の各人格を別々の女優さんが演じるというのはある意味で観客にとって分かりやすいと言えますが、人格Bが人格Aのふりをして他人に接するといったスリル(トリック)は味わえないことになるので、諸刃の剣かもしれませんね。
【追記】解離性同一性障害で、主人格は交代人格の存在及びその行動を知らないとされているので、本作のように主人格と交代人格がみんな揃って会話するといった状況はあり得ないと思いますが・・・。
【追記2】冒頭はキョウコに同居人・直美がいるような描写が行われますが、田島が直美(見た目はキョウコ)に会った瞬間にトリック(?)がバレてしまうのが残念です。
【余談】この作品は「R18+」指定を受けていますが、指定の理由がエロ方面なのかグロ方面なのかが気になりますね。日本の映倫はエロには厳しいけど、暴力などには甘い傾向がありますからね。この前見たある作品も「これでGはないわ」と思うような内容だったし・・・。