MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

会員制度の罠(?)

最近は大手シネコンはそれぞれ会員制度を設けて「6回見たら1回ダタ」とか「鑑賞時間によりマイルを還元」などのサービスで観客の囲い込みを図っています。
というのもシネコン化が進んで各系列の差が少なくなり、例えば梅田にある3館(TOHOシネマズ梅田、大阪ステーションシティシネマ、梅田ブルク7)では上映作品は邦画系の一部を除き、どこでも同じような作品ばかり並んでいて、差別化ができない状態になっているからだと思います。
まあ、それはいいのですが、ミニシアター系でもここに会員制度を設けており、観客の確保に努めています。
そんな中でも老舗(?)の第七芸術劇場には「シネマクラブ会員」と「サポートクラブ会員」というのがあり、前者は『年間3000円+招待券1枚+会員料金1000円+ポイントカードで鑑賞回数により招待券支給』というもので、後者は『年間10000円+招待券8枚+会員料金1000円』となっています。
で、σ(^_^)は深く考えず、何となく「招待券を8枚ももらえるのなら7000円の差があってもお得かな?」と思って「サポートクラブ」に入っていたのですが・・・。
ふと思い立って、1本目から本数ごとに累計費用を計算してみたところ・・・何本目までであってもサポートクラブの方が常に支払金額が高いことが判明しました! こんな会員制度ってありますか? 「□本以上見たら○○○会員の方がお得ですが、■本以下なら△△△会員の方がお得です」というのが普通じゃないんですかね? 常に一方の制度の方が支払金額が安いのなら、高い方の制度を設ける意味が無いと思います。(-_-)
ちなみに京都の出町座にも2種類の会員制度がありますが、こちらも常に一方の会員制度の方が安くなるというものでした。いったい、何なんだろう?