天満天神繁昌亭にて。
染丸師匠の筆頭弟子・染二師匠が毎年繁昌亭で開いている会で、毎年色々と趣向をこらしています。σ(^_^)がチケットを買ったのが先週だったので、二階席の後ろの方でしたが、構造的に前の人の頭で舞台が見え難いので、これなら当日売っていた補助席（パイプ椅子だけど、一階の最後部のスペース）の方が見易かったですね。
今日の演目は次の通りでした。
- 「そ噺」林家染二（6分）
- 「真田小僧」桂奴っこ（14分）
- 「駅名選定委員会」桂しん吉（25分）
- 「宿替え」林家染二（27分）
- 仲入り
- 『アコーディオン漫謡』遠峰あこ（14分）
- 「お文さん」林家染二（37分）
「そ噺」はオープニングトークです。
奴っこくんの「真田小僧」はずいぶん早くに切ってしまいましたね。演題の真田小僧が出てこないので、演題が意味不明になっています。
染二師匠の中トリのネタは「お楽しみ」となっていましたが、始まってみれば、ご自身の引っ越し話をマクラにしたことから予想した通り「宿替え」でした。演出は故枝雀師の型に似ていました。
トリの「お文さん」は仏教がらみのネタで、宗派のしきたりが分かっていないとオチも分からないので、マクラで仕込んでおかないと、サゲを聞いても？？？状態になりかねないですね。だからでしょうか、あまり演じ手がいないように思います。
【余談】開演が18時と早めでしたが、特に長い噺などもなかったので、20時20頃には終演となりました。日曜なので、開演が早くても支障がないひとが多いからでしょうか。それよりは終演を早くしたいということなんでしょうね。
【余談２】繁昌亭は来月１ヶ月間休館して、リニューアルするそうで、天井から吊るしている芳名提灯も老朽化のため取り外されるそうです。
