https://digital.asahi.com/articles/ASKDP42VXKDPUUPI002.html
子どもの事故予防に取り組む小児科医や研究者のグループが、赤ちゃんをおんぶした状態で自転車ごと倒れた時に赤ちゃんが頭にどれだけのけがを負うかを調べる実験をしました。結果は、骨折するとされる衝撃の基準値の最大約１７倍という「超危険」判定。一方、様々な理由で「おんぶ自転車」に頼らざるを得ない保護者もいます。どう安全を確保すればいいのでしょうか。
実験するまでもなく、自転車におんぶされた状態で転倒したら、その回転力と高低差による衝撃を何の防護措置も無く、まともに受けるのですから命にかかわるような大けがをするのは当たり前だと思います。
確かに０歳児だと使用可能なヘルメットが無いので、保護するすべがないということなりますが、そもそも子どもを背負って自転車に乗るという時点でリスクが高いですね。一人で乗る時よりも重心が高くなるので、転倒のリスク自体が増えますし、ハンドルの操作を誤りやすくもなります。
どうしても保育所などへの送迎で自転車が必要であれば、転倒しにくい三輪型の自転車を使うなどの自衛策が必要だと思います。
