大阪ステーションシティシネマ スクリーン12にて。
2016年ドイツ=アメリカ合作映画。
原題:Denial
監督:ミック・ジャクソン/原作:デボラ・E・リップシュタット/出演:レイチェル・ワイズ、トム・ウィルキンソン、ティモシー・スポール、アンドリュー・スコット、ジャック・ロウデン、他。
アウシュヴィッツをめぐる実際の裁判を描いた作品ですが、原作者がリップシュタットということで結末が分かってしまいますね(^_^;)。
なお、英国法では名誉毀損の裁判では被告側に無実を証明する義務があるというのは驚きです。これを悪用したら個人で財力の無い人は訴訟を起こされたらお手上げじゃないのかな?
ところで、原題が『Denial(否定)』なのに邦題が『否定と肯定』なのはなぜ?
【余談】英国での裁判で、弁護士も英国人(正確にはスコットランド人)なのに、距離が「何ヤード」(字幕では『キロ』でしたが)となっていたのはアメリカ映画だからですかね?
【追記】帰りに大垣書店に立ち寄って調べたら原作の訳書のタイトルが『否定と肯定』になっていたので、それに合わせたようです。