さて、メインイベントの大学選手権決勝です。
日本大学は1990年に勝って以来、甲子園から足が遠のき、その後出場を果たしても勝利を挙げることはできませんでした。なので、日本大学は27年ぶりの甲子園勝利となりました。
なお、これまで関西が10連勝していましたが、その連勝にもストップがかかりました。
また、甲子園ボウルが大学選手権になってから関東地区代表が優勝したのも初めてです。
| チーム | １Ｑ | ２Ｑ | ３Ｑ | ４Ｑ | 合計 |
| 関西学院大学 | ７ | ３ | ０ | ７ | １７ |
| 日本大学 | ６ | ７ | １０ | ０ | ２３ |
関学は１Ｑ、開始１分余りで先制のタッチダウンを挙げ、関西リーグで立命にやられたお返しのような先制攻撃でリードしましたが、その後の攻撃がややしりすぼみになった感があります。
日大は１Ｑに１タッチダウン（トライ失敗）を返し、２Ｑ終盤、このまま前半終了になるかなと思っていたら・・・関学ＱＢ西野がサックされてボールが前方に点々・・・。ボールは日大が押さえましたが、このプレーが前パス失敗なのか、ファンブルなのかで天と地ほどの差がでます。判定はファンブル。日大がゴール前３０ヤード付近で攻撃権を得て、このチャンスを確実にタッチダウンに結びつけて１３−１０と逆転して前半を終了しました。
後半は日大にリターンで始まり、日大は前半の勢いのままにこのシリーズでも得点を挙げ、関学を引き離しました。
４Ｑに１タッチダウンを返してようやく反撃に出た関学でしたが、終了間際の反撃でギャンブルに出たパスをインターセプトされて万事休す、となりました。
優勝に沸く日大応援席
表彰式
