MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

「ハイビームは…」その遠慮が死亡事故に(日テレNEWS24)

  http://www.news24.jp/articles/2016/09/28/07342231.html

2020年4月以降、国交省は新型の乗用車には「オートライト」をつけるようメーカーに義務づけることを決めた。また、警察庁の調査では「ハイビーム」を使うことで、死亡事故を防げる場合もあるという。「車のライト」をキーワードに交通事故防止を考える。

オートライトはすでにバイクなどで採用されているので問題ないと思います。
でも、ハイビームは自動車側から見たら事故防止効果があるかもしれませんが、歩行者や自転車側から見たら、眩しくて相手の自動車やその間にいる歩行者等が見えなくなるので、かえって危険なんですよね。そういう観点でもハイビームの危険を考慮してほしいです。そもそも記事にあるような「時速60キロで走る」べきではない住宅街や堤防上の道路ではハイビームでなく、ロービームで十分だと思います。
実際、さほど広くない堤防上の道路を自転車で走っているとき、対向車がハイビームで来たら前にいた歩行者が突然見えなくなるので、車が通りすぎるまで徐行もしくは停止していないと危なくて走れません。なので、ハイビームは大迷惑なんです。
また、記事にある「夜間の歩行者の死亡事故で約96%がロービーム」とありますが、そもそも全体の走行車両の大半がロービームだったらこの結果は当然ですよね。それをロービームと事故の間に因果関係があるようなことを書くのはダウトです。(これを統計でつく嘘といいます(^_^;))