こちらは入替戦です。
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 | 結果 |
サイドワインダーズ(西地区1部6位) | 0 | 7 | 3 | 7 | 17 | X2降格 |
ホークアイ(西地区2部優勝) | 6 | 7 | 0 | 6 | 19 | X昇格 |
サイドワインダーズは2QにQB前田からベテランWR国府へのタッチダウンパスが通り、なんとか1TDを返し、7−13で前半を終了し、後半に賭けます。
しかし、後半もサイドワインダーズはインターセプトを食らったり、ファンブルロストで攻撃権を失ったりと、中々追撃できません。ようやく3Q終盤に敵陣に攻め込みました。タッチダウンには至らなかったものの、K坂本のフィールドゴールで3点を返し、3点差に詰め寄りました。
ところが、その後4Qにも追い付けない間にホークアイはフィールドゴールで3点を追加し、16−10と6点差に。ここは6点差にするくらいなら、4thダウンギャンブルでもよかったんじゃないかとも思いましたが、結果的にはこの3点が大きかったです。
試合残り2分を切ってからようやく前田のパスが次々にヒットし、4thギャンブルも交えながらホークアイ陣のゴール前へ。最後はRB川嵜が飛び込んでタッチダウンを挙げ、まずは同点。TFPのキックをK坂本が慎重に決めて、ついに17−16と逆転に成功しました。残り時間は1分41秒。
で、サイドワインダーズのキックオフなんですが、さっきのタッチダウンの際に「フェイスマスク」、TFPの時に「ロングスナッパーへの突き当たり」というパーソナルファウルが2回もあったので、サイドワインダーズのキックオフは「敵陣」35ヤードからと不思議なことに・・・(^_^;)。
ここで、サイドワインダーズはタイムアウトを取ってオンサイドキックの打ち合わせ? 結局時間が足りないままに蹴る羽目になり、カバー選手が走りこむ前に、ホークアイの選手が難なく拾い上げてデッドに。(残り1分40秒)
オンサイドを狙って、自チームが押さえたら勝ちだし、相手に抑えられても敵陣25ヤード付近なので、エンドゾーンに蹴りこんでも一緒だからオンサイド狙い、という理屈はわかるのですが、指示が中途半端なままに蹴るだけ蹴ってしまった感がありました。指示不足ならもう一つ残っていたタイムアウトを取ってもよかったと思います。
で、ホークアイ最後の反撃ですが、ここでライスボウルでパナソニックが立命館相手に見せた禁断のスペシャルプレーが飛び出しました。サイドワインダーズの選手がなんとかサイドラインに押し出しましたが、そこはゴール前10ヤードもない地点。ホークアイにはタイムアウトも残っているので絶望的な状況です。ホークアイはランプレーで時計を回した上で、残り時間7秒でタイムアウト。K陶山がフィールドゴールを慎重に決めて、19−17。そこで試合終了となり、ホークアイは劇的な大逆転勝利で初のXリーグ1部昇格を決めました。
個人的にはタイムアウトを取ったのが残り7秒だったので、「フィールドゴールを蹴った後、1〜2秒残るんじゃないか? ホークアイ、タイムアウト取るなら、残り3秒でいいのに」などと考えていたのですが、ボールがHバーを越え、審判の笛が鳴ってからも時計は回り続け、残り0秒になってしまいました。残り2秒はあったよなぁ・・・。