MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『ラスト・パラダイス』

シネマート心斎橋 スクリーン1にて。
2013年ニュージーランド映画。
クライブ・ニーソン監督作品。
エクストリーム・スポーツのパイオニアの一人であるクライブ・ニーソンが監督を務めた作品で、前半は諸々のエクストリーム・スポーツについて以下に産み出され、進歩してきたかが描かれます。後半になると本題の「失われた世界」の描写が続きますが、ここにきて話に混乱が見られるようです。
開発による環境破壊で、紹介したエクストリーム・スポーツの場が失われてつつあることは問題ですが、そればかりでなく、大衆化してどこも人で溢れていると嘆くのには特権意識が滲み出ていて、「お前さんは何様?」という印象しか持てないですね。
挙句の果てに化石燃料による温暖化への究極の対策が核融合炉ですというくだりに至っては「冗談でしょう」としか思えないです。何の悪ふざけですか?(-_-) 超高温で超高真空を必要とする施設をいくら放射線漏れの危険が少ないとはいえ、人が多く住む間近には建設できないだろうし、「人里離れた場所に広大な施設を建設=大規模な自然破壊」という図式をもたらすことは想像に難くないですよね。まあ、どこかの砂漠にでも建設するのならいいかもしれませんが、砂漠だと水が無いですしねぇ・・・。まぁ、とにかく後半から終盤にかけては「なんじゃそれ?」という展開に呆れてしまいました。