MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

『太陽の坐る場所』 9:45

昨日は寝過ごして行けなかったので、今日こそはと TOHOシネマズ梅田 シアター7にて。
2014年「太陽の坐る場所」製作委員会作品。
監督:矢崎仁司/原作:辻村深月/出演:水川あさみ木村文乃三浦貴大森カンナ鶴見辰吾、他。
原作は以前読みましたが、プロローグに「響子」とある以外、本文では「キョウコ」とカタカナ書きしてあり、終盤まで読み進まないと響子と今日子の二人がいることは分からない(隠されている)という叙述トリックがキーになっていました。これは映像化不可能とも言われていた作品です。これをどのように処理して映画に仕上げたのか楽しみです。もっとも『ルームメイト』のように原作とは似てもにつかぬとんでもない作品にならなければいいのですが・・・(^_^;)。
【観賞後のコメント】
半ば予想していましたが、冒頭から二人のキョウコが登場しました。この時点でミステリーとしての原作のテイストは放棄されています(-_-)。単に同名(同音)のクラスメートがいたという以外は原作ファンとしては見るべき点はありません。また、主演の二人の出番は案外少なく、二人の高校時代を演じた子たちの方が目立っていましたし、現代パートは島津(三浦貴大)と由希(森カンナ)で回っていました。何にしても原作を知るものとしては期待はずれでしたね。