ミナミのトリイホールにて。
毎月1日に開かれているTORII寄席ですが、来たのは久しぶりです。今日は鉄道落語ということで、東京から古今亭駒次さんをゲストに迎えての会で、プログラムは次の通りでした。
- 色事根問/月亭八斗(16分)
- みどりの窓口(作:立川志の輔)/桂しん吉(36分)
- 旅姿浮世駅弁/古今亭駒次(28分)
- 中入
- 「座談会」/桂米団治・桂しん吉・古今亭駒次(28分)
- マル子/桂しん吉(21分)
関東からゲストに来ていただいた駒次さんの「旅姿浮世駅弁」は鉄道落語というよりは疑似時代劇落語という感じでしたね。しかし、後のトークコーナーで米團治さんが言ってましたが、今や水戸黄門のパロディも元ネタの放送が無くなっているので段々とやりにくくなるかもしれませんね。
古典の場合は古びても意味が分かる(=共通認識がある)対象を取り扱っているので残ってきたのだと思います。それに対してしん吉さんのネタ(今日のじゃないですが)もネタにした列車が無くなったら意味不明になるネタなどがあり、このあたりが新作は古びやすいと言われる所以かもしれませんね。