大阪市の橋下徹市長（大阪維新の会代表）は３日午後、辞職して出直し選挙をする考えを表明した。これに対し、民主党大阪府連は３日、候補者を擁立しない方針を確認した。自民党大阪府連も見送る方向で調整する。橋下市長は同日中にも辞職願を提出する方針で、投開票日は３月１６日か２３日になる見通しだ。
これまで維新の会がらみのネタはほぼスルーしてきましたが、このニュースにはあきれました。
知事選にしろ市長選にしろ（市長選はσ(^_^)は関係ないですが）候補者のすべての政策に賛成だから投票するというわけではなく、立候補者の中から比較的賛成できる、期待できる政策を挙げている、またはそういう政党の支持で立候補している候補者に投票するものです。なのに橋下氏は選挙に勝利したら「自分のマニフェストに掲げた政策はすべて承認されたのだ」という思い込みがあるようで、そのギャップが見えてきたような気がします。今回の市長選で再選できたとしても、市議会の構成に変化はないので、今以上に事態が進むとも思えません。数億円という税金を投入して自己満足の「選挙ショー」を見せつけられたら大阪市民の方々たまらないなと思います。
いっそのこと市議会が解散して信を問うというのなら話は別ですが・・・。市議会の解散は簡単にはいかないでしょうし・・・。市長の不信任決議が可決されたら市長は議会を解散できるそうですが、それは無いでしょうしねぇ・・・。
ちなみに主要政党は今回の市長選への候補者擁立を見送るそうですが、対立候補者者が無くても「印刷物や投開票所の確保などの選挙準備」が必要なので、無投票でも０円選挙とはいかずに税金がどぶに捨てられることになりそうです(-_-)。
