今日は米朝門下の宗助さんの独演会が日本橋近くの国立文楽劇場小ホールで行なわれます。
演目は次の通りです。
- 「子ほめ」 桂 二乗
- 「ちしゃ医者」桂 宗助
- 「向うづけ」 桂 紅雀
- 「らくだ」 桂 宗助
- 中入り
- 「次の御用日」桂 宗助
注目は上方落語界の大ネタ「らくだ」です。気の弱そうなクズ屋が変貌していく様子や威張っていたらくだの兄貴分・脳天の熊五郎が卑屈になっていく様子など、きっちりと演じていましたね。個人的には最後に火葬場へ早桶を担いでいくところまで演じてほしかったのですが、その前で切っちゃいましたね。スケの二人が自分たちの二席を短縮版で演じて、宗助さんに時間をたっぷりと残してくれたことを考えるとちょっと残念でした。