MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

北京市民、海賊版OS搭載PCの故障を巡り、マイクロソフトなど提訴(ITpro)

  http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070615/274927/

北京市在住の消費者が、中国最大手の家電量販店「国美(Gome)」で購入したパソコンの故障を巡り、国美とマイクロソフトを提訴したと、中国メディア「新京報」が報じている。
今回訴訟を起こした消費者が購入したのは、中国国内シェア2位の方正製のパソコン。同製品にはOSがプリインストールされていなかったが、国美から配送されてきたものには、海賊版Windows XPがインストールされていた。ところが、使用を始めて4カ月後には、頻繁に故障が起きるようになったという。その後、国美に依頼して修理した結果、故障の原因はインストールされていた海賊版Windows XPにあるということが分かったとしている。
消費者はこの故障に対する責任は、海賊版OSを勝手にインストールした国美、および、正規版Windows XPをパソコン本体に付属させなかったマイクロソフトにあるとし、損害賠償費用など計300元(約4830円、1元=16.1円で計算)、および正規版のWindows XPへの交換を両社に請求している。

う〜ん、かなり無茶な要求ですね。販売店を訴えるのはともかく、マイクロソフトは被害者の側ですからね。正規版と交換する義務はないでしょう。
この記事で注目すべきは「OSが付属していないパソコンに対し、販売店海賊版OSを入れることは、普通の習慣として受け止められている」という点ですね。使用者(消費者)がこういう意識では海賊版はなくならないでしょう。