先日、ＪＲ福知山線の脱線事故から半年ということでマスコミでも色々と取り上げられていました。もちろん実際に被害に遭われて亡くならられた方や怪我をされた方、その御家族など大変な半年間だったと思います。
ところがその周辺でも苦しんでいた人が大勢います。私のように通勤経路が振替輸送で変更になったなどというのは苦労のうちに入りません。福知山線が２ケ月近くも運行を取りやめたため、沿線で商売をされている方はお客が激減し、店を畳むところも現れました。私が通勤で使っているＪＲ伊丹駅の構内には玄米を使った各種食品を販売する店がオープンし、お客さんをつかみかけている時にあの事故でした。駅にくる人は激減し(隣接するジャスコシティに来る人はいたと思いますが)、お店は「電車運行再開までの間休みます」という貼り紙を出して休業。そしてそのまま閉店してしまったのです。地元自治体がお客が減った商店などへの支援策として緊急融資などをすると発表していましたが、融資を受けても借金が増えるだけです。ＪＲも駅周辺の商店などへの補償は考えていないようですし、見捨てられた存在です。お気の毒としか言いようがありません。
お店はずぅーっとシャッターが降りたままでしたが、ようやく次のお店が開くことになりました。元のお店じゃないですが、今度はチーズケーキの専門店だそうです。明日28日がオープンだそうです。繁盛するように祈っています。
